アオリイカ!エギングオヤジの爆釣日誌
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最新の釣行日誌!
平成21年 6月7日(日曜日)  天候:晴れ  満月  中潮 場所:南紀・串本(和歌山県)
 もうそろそろ親イカのシーズンも終盤を向かえ時期的にも今シーズン最後の釣行になるため今回は丸一日かけての釣行である。

前回の釣行ではボウズだったので(詳しい内容はコチラまで)、今回こそはとい思いからオヤジ達の会議の結果、那智勝浦(ナチカツ)まで足をのばすことになった。

実は前回釣行と今回の釣行の間に一度御坊までにシャクリにいってるのだが、その時もボウズ。そういえばアオリをあげたのは遠い昔のような・・・・・。そういう思いとナチカツまでは、さすがにみんな行かないからきっと釣り荒れてないだろうという思惑があって、那智勝浦というオヤジ達の未開の土地に決定したのである。今回はナチカツまで行くので当然釣れるぞという思いで5人のオヤジ軍団で釣行することに。

毎回のことなのだが小学校に通うようになって若干生意気な口をきくようになった子供達を寝かしつけ、相変わらず釣りに行くといえばあまりいい顔をしないカワイらしい嫁様に大量(大漁)のお土産を約束し、22時00分出発。の予定のはずが急遽オヤジに予定が入り23時30分に出発。
予定より1時間30分遅れたことによりナチカツという目的地がかすみつつあるが気力を振り絞ってとりあえず高速の終点、南紀田辺ICへ。降りてすぐのコンビニでツマミと半分以上ツマミと化す弁当、そしてビールを買いあさり一路ナチカツへ。


42号線をグングン南下する途中でオヤジ達の中では有名なすさみ漁港を通ることに。
せっかくなのでちょっとだけ竿を出すことに。ここはワイが去年まぁまぁサイズのコウイカをバラしたポイントで個人的には気にいっている。最終目的地はナチカツということなので、軽い気分でシャクルことに。

ここは結構波止が長いのだがこの日はワイら以外に釣り人が全くいない。潮が悪いのか?いやなイメージばかりが沸いてくるが、とりあえず一番初めに釣り上げるという野望からそれぞれのオヤジが思い思いの場所へ。5人で一斉にと行きたいところだが、前回の釣行にも参加しているオヤジ(サビキオジサン※前回釣行参照)が足が痛いとのこと。そのオヤジいわくヒザがどうのこうのと言っていたがどうやら尿酸値が異様に高いらしくって、ワイは痛風だと睨んでいる。その痛風オジサンこそ若干出遅れたが、ほぼ同時に一斉にシャクル。

かなり長い波止。アオリよりコウイカがアツイ!! 長い波止の先端。スミ跡が少ない。しかも釣人ゼロ・・・

ただ、誰よりも一番に釣り上げるという野望のためだけに。ひたすらシャクル。やはりシャクリ始めてパッと釣れると一日気分がいいのにと思いつつシャクルが一向にアタリなし。

シャクリ始めて30分くらいが過ぎたころ、痛風オジサンの雄たけびがっ。
「キターーー!」、まさかあんなハンデをしょってるオヤジに先を越されるなんて。急いでみにいくと暗がりのなかアオリ特有のブシュッー、ブシュッーといジェット噴射の音が。

まさにやられた感いっぱいでギャフでオヤジのイカを上げてやることに。この時期にしては小ぶりの400グラムだが、とにかくうらやましい。おそらくラッキーパンチが当たったのだろうが、とにかくうらやましい。

うらやましい限りのアオリイカ。まばゆい・・・。 ニヤつく痛風オジサン。禁酒中らしい。

 ここで一気にオヤジ達のやる気に火が付き、ただガムシャラにシャクリまくる。
デカいアオリが釣れるのならオレも痛風になっても構わない、という思いで。しかし思いもむなしくただ時間だけが過ぎていく。気が付くともう東の空も明るくなっていて絶好の時合いを迎えている。この時を逃してなるものか〜と思いガムシャラにシャクル。他のオヤジ達もただガムシャラに。空腹のことも忘れてシャクリまくる。
しかしながら痛風オジサンに根こそぎ持っていかれたらしく誰一人としてアタリなし。全くアオリのおらんところにキャストしていても仕方ないので場所移動することに。

さっきのすさみ漁港でオヤジの一人がライントラブルでPEが使い物にならないとの事。購入するために釣具屋を探しつつ南下。30分ほど走ってようやく釣具屋でPEを購入。気付くと串本まで来ていた。せっかくなので串本の一級ポイントとのウワサの赤燈へ。もうこの頃にはナチカツなどと誰も口にしなくなっていたのである。

串本の一級ポイント、赤燈。 すさみ漁港でのオヤジ達の雑談。釣る気配もナシ。

  絶好の時合いは若干過ぎた感はあるがまだ朝7時前なのでまだまだ釣れるという思いと、これ以上痛風オジサンにやられっぱなしという屈辱感からワレ先にとポイントへ繰り出すオヤジ達。なかなかのグッドローケションにこれは間違いなく釣れるとふんでただひたすらシャクルがアタリなし。もうこの頃には何万回シャクッてもどうせ釣れへんわっというどこか拗ねた思いでやっているのだが、当然のことながらやはり釣れない。他のオヤジにも携帯で連絡をとるが同じような感じ。

そこで気分転換も兼ねて根魚狙いにチェンジ。

 
やはり串本、魚の宝庫って感じでガンガンアタリがある。

しかしながらワームはかじられるが、なかなかノッテこない。根魚まで釣れないのか?と思って、とりあえず休憩でもと思いはじめたころ、今までにないガツンというアタリが。

根に入られまいと若干のやりとりの末、釣り上げたのがそこそこの型のアナハゼだった。

とりあえず、本命ではないが家へのお土産をゲットしたのである。
こいつは煮魚に。ビールのお供。

これで気をよくし、二匹目の根魚狙いでねばるが、それ以降はアタリはあれど全くノッてこない。

仕方なく朝食とビールを食しに車へ戻るともう他のオヤジ達が戻ってきて朝食をとっている。釣果のほうは手の平サイズのガシラ2匹とワイのアナハゼというなんともお寒い釣果だった。

ワイも遅いめの朝食をとり(当然ビールも頂く)酔い覚ましの仮眠の後、場所移動することに。
くれぐれも運転するオヤジは飲んでないというのを付け足しておくことにしよう。赤燈を後にし、向かうは串本大島へ。

ポイント本によるとアオリイカのストック量は半端やないらしいという情報とオヤジ達の実績も豊富なので、期待に胸を膨らまして、まずは串本大橋の下のポイントへ。
ここは5人中2人がアオリを釣りあげているポイントなので、結構な期待が持てる。しかも結構な良型だった。
ポイントまでに結構急な階段があるので、痛風オジサンが心配だったがそれ以上にアオリイカを釣り上げることの方が重要なので、我先にとポイントへ。しかし今日は異様に釣り人が少ない。潮が悪いのか・・・・。きっとポイントが悪いのであろう、またまた場所移動することに。ここで小一時間くらいシャクリあげたが文章のほうは割愛させていただくこととする。

大橋の下にて。潮の流れが結構キツイ。 全く人がいない・・・。アレはボウズオヤジ。
 
 串本大橋の下を後にして、大島漁港へ。ここもゴッツイアオリイカの魚影は濃いらしいのだがオヤジ達の実績はゼロである。しかしいつ行ってもヤエンのおっちゃん達がアオリを上げてるの目にしている。時間的にも最後になりそうなんで、かなりの気合で望むことに。
ただヤエンの人達がいつも陣取っているのでまともにエギングをしたためしがない。今日こそはとの思いで波止の方へ目をむけるとなんと人が全くいない。ヨッシャ、爆釣やと思い、波止のそばまで行くと等間隔に綺麗に並んでいるヤエンの方の竿を発見。しょんぼりして駐車している車内をみるとヤエンの方々が酒盛りをしてる真っ最中だ。若干の憎しみを抑えつつ、しぶしぶ港内でシャクルことに。外海こそ釣れるが港内ではという思いですぐに竿をしまい昼食をとることに。

オヤジ達と雑談しながらカップラーメンをすすっていると、さっきのヤエンの方の車の1台が猛烈なイキオイで出掛けようとして、ワイの大事なガスバーナーを車で踏みかけやがった。
すんでのところでバーナーは救出できたのだが、そのクソオヤジが窓を開けて邪魔じゃみたいな事をぬかして去って行きやがった。楽しいカップめんタイムの気分を害された思いからヤエンオヤジ死ねという呪いをかけてやったのはいうまでもない。
だいたいアホみたいに何本竿出しくさっとんねん、ていいたくなるほどその時そこに来ていたヤエン師達は波止を占領していた。全くええ歳こいたオッサンらがマナーも知らんのかいというほどドンチャン騒ぎもしていた。
やはり釣りなんてもんはそれぞれマナーを守って楽しくやりたいものだ。

それはさておきワイらがカップめんを食してる間に痛風オジサンがサビキオジサンに変身していて、デカイウキをつけて港内に遠投しているではないか。しかもそのまま放置してカップ麺を食しに戻ってきた。
やはり今日はアオリを上げているのでだいぶ心に余裕があるみたいだ。その余裕が憎らしいところであるが。その放置している竿にボウズオヤジが飛びついたのは言うまでもない。しかしボウズなヤツは何をやってもダメみたいで、手の平サイズにグレを立て続けに釣るだけで目ぼしい魚は全く釣れない。見ていて涙が出てきた。結局そこではもうシャクルこともなく。家路につくことに。

遠投のため港内の様子をうかがうオジサン グレ釣りに夢中。涙が出てきそうになる。

  途中サビキ(痛風)オジサンがアオリを上げたすさみ漁港にもう一度立ち寄りエギングするが全くアタリなくこの日は納竿することに。もう午後4時になっていたので、一気に家に帰ることに。




 結局リベンジならず、数釣りが楽しめる新子のシーズンまで竿を置くことに・・・・。釣れればデカイらしいが釣れない。何故だか・・・・・やはりナチカツなのか。後悔と共に、大渋滞の阪和道に向かうオヤジ達だった・・・・・・

見よ、この大渋滞。早く片側2車線になって欲しいものだ 全然車が動かないので夕日もバッチリ撮れます。


本日の釣果・・・・
・アオリイカ1杯(400g)・ガシラ2匹・アナハゼ1匹




遂に待ちに待ったボーナスシーズンである。不況の世の中で給料も下げられて苦しい台所事情の家庭が多いとおもうが、果たしてワイのとこはボーナスは出るのか、出ないのか。出ると信じてるが、支給するか、しないかの発表くらいは前もってしてほしいところである。ギリギリまでひっぱって、出ませんねんじゃあヒドすぎる。ここ何年とちゃんとしたボーナスもらってないんで、そろそろ出してくれ〜。夏の風物詩、ビアガーデンも行けんやないかい〜。バーゲンやのに服の一枚の買えんやないかい〜。決して大げさではない、魂の叫びである。


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