アオリイカ!エギングオヤジの爆釣日誌
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最新の釣行日誌!
平成21年 1月12日(月曜日)  天候:晴れ  満月  大潮 場所:中紀(和歌山県)

今回は約4ヶ月ぶりの釣行日誌。正直なところ前回の釣行から月一でシャクリに行っているのだが、釣果の方があがらずなかなか更新できなかったというのが事実である。

正月明けのダルい気分で一週間なんとか乗り切り待ちに待った3連休。この連休中にシャクっておきたいな〜なんて思っていた矢先、ワイの愛しい(?)嫁はんが「この連休中に友達とバーゲン行ってきていい?」とのこと。内心これはチャンスなどと思いながら小躍りしながらも、「連休は家族で出掛けとかなアカンやろう?」なんて渋ってみせた。もうすでに友達とバーゲンに行く約束らしきものをしているらしく案の定食い下がってくる。そこで「しゃあないな、行ってええよ」と心の大きなところを見せつけつつ、「その代わりオレもイカ釣り行くで〜」と言い放ってやった。今回ばかりは快くOK。

この心理戦というか、微妙な駆け引きを制したワイは早速ツレのオヤジ達に連絡を入れる。今回も急なハナシだったのと連休というので、ツレのオヤジ達は用事があるらしく、唯一行けるオヤジも午前中に帰宅せなマズイとのことなので、渋々ナイトフィッシングのみということに。

毎度のことだが、かわいい子供を寝かしつけ、かわいい?ヨメ様に大量(大漁)のお土産を約束し、夜10時50分出発。
スポーツ新聞の情報によると、数は上がっていないが、釣れると型がいいという情報を入手。今までの実績から和歌山県御坊界隈をチョイスする。途中、コンビニでカラアゲ君(レッド)、てりやきバーガーのほぼ酒のおツマミに近い夜食、カップめん等を買い込み日高漁港に到着。

満月、大潮に加え新子シーズンの実績、今までの釣果を思い出しつつ、間違いなく釣れるという思いを胸にとりあえず波止の先端へ。一投目から釣れると異様にテンションがあがるのだが・・・・と思いながらシャクる。しかしながらアタリ無し。まぁそんなに簡単につれるもんでもないかと思いながらとりあえず投げる、シャクるを幾度となく繰り返す。しかしながらアタリ無し。それ以上に寒い、寒すぎる。どうやら家で見ていたテレビの天気予報ではこの3連休はこの冬一番の冷え込みって言う情報は間違ってはいないようだ。とにかく寒い。この寒さのせいか釣り人は全くいない。釣り好きなおっさん達が3連休やというのに釣りしにきていない。それくらい寒いみたいだ。とにかくブルブル震えながらもシャクる。



いつもは何人かいるのだが、今日は全くいない! ドアトゥドアのナイスな釣り場なのにワイの愛車だけ・・

ここで1杯でも釣れるとガゼンやる気も出るのにと思いつつシャクる。ツレのオヤジも同じ思いなのか黙々とシャクりまくっている。しかしどちらもアタリ無し。満月で外はあかるく今にも釣れそうな雰囲気がプンプンしているのだが、いかんせん寒すぎる。ここで一度休憩することに。時計はすでに1時をまわっている。車内で若干冷えてしまったカラアゲ君、テリヤキバーガーを食し、そしてビールを飲み、再びシャクりに。

若干場所を変えとにかくシャクる。ここはツレのオヤジが前々回の釣行で700グラム弱のアオリイカをあげた相性のいい場所なので、寒さをガマンしてただひたすらシャクる。寒さのせいで口数も少なく、ましてやアタリも全くないのだが、ただひたすらシャクる。

するとあろうことか、オヤジが「キタッ」という叫び声。竿先が曲がり、リールも巻けている。根がかリではなさそうだ。

やられたと思いながら寄っていくとアオリイカ特有のジェット噴射がみられない。どうやらアオリではなさそうな感じだ。オヤジが持ち上げた竿先をよくみるとエギの先に誰かが根掛りで切れたラインとその先にエギがひっついている。釣れたのは墨族の3.5号だ。アオリじゃなくて良かったと内心思いつつ、オヤジの残念さをみてやろうと思い様子をうかがうと、オヤジはエギが付いていたのでかなり気を良くしているのかなぜかニヤついている。

アオリでなくエギを釣りあげやがったのでまだ同じボウズなのだが正直ちょっとうらやましい。

ワイの自慢のエギコレクション!墨族は無い。

気を取り直し再度エギング開始。今度はアオリイカとエギの両方を狙いシャクる。相変わらず月明かりがええ感じなのだが、一向にアタる気配ナシ。寒さと眠さで限界に達しかけていたのいで、ここで本日2度目の休憩タイム。カップラーメンを食すためお湯を沸かす作業に入るのだが、とりあえず、ナベに火をかけて車内へ。しかしながら強風のせいでガスバーナーの火が消えている。仕方なく極寒の車外に出て火を付けにいく。そして大急ぎだまた暖房の効いてる車内へ。車内でまどろんでいるとまた火が消えている。またまた極寒の車外へ火を付けに。そんな行為を何回か繰り返し30分ほどでやっと沸騰し、ラーメンを食しつつビールを飲む。すでに時計は4時をまわっている。ここで携帯の目覚まし6時にセットしちょっと仮眠をとることに。

けたたましい携帯の音楽とともに目を覚ましたがツレのオヤジは起きる気配が無い。このまま放っておいてもいいのだが、このオヤジのボウズ記録が更新されるのを不憫に思い親切心で起こしてやる。しかし墨族3.5号を釣ったことに満足したのか起きようとしないので、一人でシャクリに行くことに。


相変わらず外は寒いがもう時合いなので、寒さをガマンし黙々と薄暗い中シャクル。20分ほどしたところで、ワイも竿にアタリが!しかも結構デカい。遂にっ!と思った瞬間にリールが止まる。何故?という疑問を持ち薄暗い海に目えをこらしてみると、ワイのエギがすぐそこのブイに引っ掛かったいた。アオリではなくブイだったみたいだ。一瞬ナミダが出たが、ひっかかったエギを回収するために、ギャフでブイを引き寄ることに。しかしブイはちょっと動いたきりビクともしない。しかもワイのギャフもガッチリとブイにフッキングしており、こちらもビクともしない。ワイは渾身の力を振り絞ってギャフをブイから引き離した。するとなんとギャフのツメが一本もげているではないか。まだこれでアオリをあげたこともないのに・・・・。



あまりのショックにアオリを諦め根魚狙いに変更することに。ところが、悪いことは不思議と続くみたいで一投目にリールの糸がぐちゃぐちゃに・・・・・・。

ムカムカした気分でラインを切りワームを回収するためラインを手繰り寄せると、ワームよりはるかに重い感触が!急いで手繰り寄せるとなんとそこそこの型のガシラが付いてるではないか。

釣りの神様はワイを見捨てなかったみたいである。
煮付けでビールのお供に!ちなみにエギは3.5号

気を良くし、イアオリイカに狙いにチェンジ。一応ガシラを釣ったことを車で寝ているオヤジに報告するが、「ふぅ〜ん」と返事するだけで一向に車から出てくる気配がない。どうやらエギを釣っただけでだけで満足しているようだ。

そんなオヤジを放っておき、またまた寒い中ただひたすらシャクル。極寒い中ただひたすら・・・・。
やはり釣りの神様なんていないのかみたいなことを思いながらもシャクル・・・・



やはり真冬の釣りは難しいな〜、なんてこと思いながらアオリイカをあきらめかけていた時、ワイのフォール中のラインに微妙な変化が!

強風の為かと疑いつつもすかさず合わせる。するとワイの竿に重みがっ!これは間違いなくアオリだ!慎重に糸を巻く。ブッシューブッシューとジェット噴射も確認!

このシーズンにしては小型だが、320gの待望のアオリイカをゲット!!


寒さ、眠気も吹き飛ぶ一杯!思わず目頭が熱くなる

ついにアオリイカをゲットしたことを車で寝ているオヤジに報告。するとさっきと同じ、「ふぅ〜ん」という生返事のみ。どうやらもう帰りたいみたいだ。
と思っていたらすごいイキオイでオヤジがブンブンシャクリ出す。結構くやしかったみたいだ。そんなオヤジを尻目に二杯目のアオリイカを狙ってシャクル。

しかし根こそぎ釣ってしまったみたいだ。そのことに気付いたワイはまたまた根魚にチェンジ。その矢先ワイの根魚用の竿がテトラに隙間に落ちていくではないかっ!間一髪のところでラインだけを取り、それをたぐりよせなんとか竿を救出。


ワームでちょい投げで釣れるガシラ。アタリも感じることができるし、今日はダメかなと思うときにはいいかも。

現にワイも釣ったんでかわいそうなボウズオヤジに根魚用の竿を貸してやるが、やはりアカンやつには何をさしてもダメみたいで、結局根魚もボウズ。それどころかアタリ無かったらしい。

かわいそう過ぎる・・・
とりあえずのお土産ってことで根魚もアリ。

その後ワイはガシラをもう一匹追加し、この日は納竿。

今回はこの冬一番の寒さという極寒の中の釣りだったが、基本的に冬の釣りは釣れればデカイというだけで数があがるわけではないので、かなりの忍耐が必要だと改めて実感した一日だった。おそらく次の釣行は春先くらいの今より暖かくなる頃になるであろう・・・


本日の釣果・・・・アオリイカ1杯
(320g)・ガシラ2匹


年末、正月(忘年会・新年会)となかなか金のいることばかりのシーズンなのに、安月給だけに小遣いの追加が非常に言いにくい。会社は世間の不況に便乗しているのか、給料を下げやがった。時代が悪いのか、経営者が悪いのかは難しいところだが。早く景気のええ時代になって欲しいものである。でないとなかなか飲み会にも行けない。小遣いの追加が言いにくい為に・・・・

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